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2005年10月29日

出会いはそこに。

今朝、スグ近くのスタバでコーヒーを買って帰ろうとしていると、「無線LANはありません」って言われ、一人困った風の、重そうなキャリーバックを引いている米国男性がいた。どうしてもメールしたい風な事を店員に言ってたので、「事務所に来る?」って声をかけたら、少し不安そうながらも、彼はついてきた。

彼はマシュー31歳。なんでも現在、上海に住んで中国でコンサルをしているのだとか。仕事と休みを兼ねて福岡に来たらしいのだが、昨日着いたばかりで月曜には上海に帰ると言う。

とりあえずLANを貸し、昼飯がてら近くの稚加栄に行く。彼はすしや魚が好きとの事で喜んでくれた。

面白かったのが、彼と名刺交換した際にマシューのドメインがgTLD前が二文字という、超短いドメインだった事。尋ねると、彼の兄が米国でネット事業を行っているらしく、その兄が、な・なんと、もし売買という事になれば、世界で最も高額な金額をつけるであろう、とあるドメインをもっていると言う。(ドメイン名は凄かった!彼のプライバシーの為、あえてその名は書かない)

彼の兄は95年頃、ネットの商用利用が始まった際に、タダでいくつか気軽に登録しておいたドメインの一つがそれだったらしい。(ちなみに近年では2003年にサイトごとではあるけれども「casino.com」が550万ドルで取引された。彼から訊いた名前はそれ以上)しかも、そのドメイン名を譲った会社から、今だに報酬を得ていると言う。ある意味ドメインを貸しているのだ。よくドメイン名の売買の話は出るけれども、「貸す」という発想が自分に無かった為にとても新鮮に聞こえた。


マシューは、「彼(兄の事)はラッキーマンなだけさ・・・」と言っていたが、ただただ唖然・・・
現代のわらしべ長者は意外に近くにいるのかもしれない・・・


※マシューはその後、唐津に行きたいと言い出したので、ナイスガイバトンとして唐津のM嬢に託したのであった・・・

投稿者 kackky : 20:08 | コメント (0)

2005年10月16日

働くということ-グローバル化と労働の新しい意味[書評]

あっと言う間に一ヶ月が過ぎた。この一ヶ月の間は主にプライベートではいろんな事があったが、前回の続きで、ロナルド・ドーアの「働くということ-グローバル化と労働の新しい意味」の再読について書きたい。

実は一ヶ月前の衆院選直後にジェラルド・カーティス・コロンビア大学教授が、「小泉首相は英国のトニー・ブレア労働党首相によく似ていて、自分の出身母体を(ある意味)破壊しながら、出身母体と対峙する米国的政治価値観の導入を押し進めて、国民の支持を得るという、政治手法をとっている。」とまぁ、大体その様な事を言っていた。そこでピンと来たのがロナルド・ドーアの「働くということ」の中に出てくる『マラソン的歴史観』の事である。

『マラソン的歴史観』については、Google検索『マラソン的歴史観』の結果だけ示しておきます。(トラバやリンクを貼って要らぬ誤解を生みたくないので)と、まぁドーア先生も言ってる訳ですが、もう少し多様性があってもいいのでは?という意見には僕も賛成です。でも政治手法についてもやっぱり似るんでしょうか??

今回あらためて読み直すと、現代資本主義(特に近年の新古典派経済学)に対して疑問をもっている方々に支持されやすい本だな。と思った次第。

投稿者 kackky : 17:17