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2007年07月29日
この10年、ITの達成率(2)
さて前回の続き、10年前の未来像はどうっだたのか?から各プロジェクトを振り返る・・・
【ビル・ゲイツ「テレデジック」に出資、700基の通信衛星によるギガリンク構想】
ビル・ゲイツとグレイグ・マッコー(移動通信会社マッコー・セルラーの創始者)の出資による「テレデジック」も3月にFCC(連邦通信委員会)から事業認可を取得し、4月29日にはボーイング社の出資参加を得て、本格化してきた。こちらは何と700基もの衛星を上げて、2002年の事業開始を予定。スタンダードで16Kbpsから2Mbps、ギガリンクという高度サービスでは最大1.2Gbpという接続を可能にするという。
記事には、あまりに計画の衛星打ち上げ数が多い為、経費を少しでも経費を削る意味もあり、ロシアの中古ICBM(大陸間弾道弾ミサイル)を入手して打ち上げようと、働きかけていたともある。。。。
凄いね~、この計画。世界のビル・ゲイツがぶち上げただけあって、記事に真実味があります。
しかしどうなったか????
[10年後]
『テレデジック』(Wikipedia)
衛星通信って結局地球全体を覆う事になるんで、極端な事言えば「地球上のドコでもブロードバンド環境下になる!」って事で、世界中での通信環境格差がなくなる、実現すれば非常に賞賛されたであろうプロジェクト(ICBMの廃棄も進み、一石二鳥♪)だったのに・・・残念です。衛星通信ってイリジウムも含めて、何故か?普及は実現段階になって未完or失敗になるんですよね・・・以前衛星搭載のトランスボンダーが1個か?1chだったか?うろ覚えですが、レンタルで年間で120万円という金額を聞いて、「安いな~」と驚いた記憶があります。何故だか宇宙通信って、不人気ですよね~。(テレビはBSの方が面白いと感じてるけど・・・)
判定(5点満点)
☆☆☆☆☆
ビル様の大風呂敷だった?
【広告の街へようこそ】
広告とコンテンツとサービスが融合する仮想都市
7月からサービスが開始される「ネットビレッジ」は、新たなアプローチで広告を提示している。・・・
(中略)
同サービスの最大の特徴は仮想都市型インターフェイスだ。ユーザーが住民となり、その都市の中でユーザー同士のコミュニケーションやフォーラム、ビジネスなどを展開する事ができる。・・・
あれ?今聞けばこれって最近流行の・・・『セカンドライフ』のパクリ?のニュースリリース?って感じなんですが、こういった構想は既に10年前からあったんですね。
当時の記事がまだ残ってましたね。
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/970310/netv.htm
[10年後]
この会社、その後携帯でパソコン宛のメールが取得できるサービス「リモートメール」を中心にさまざまな携帯電話向けサービスを展開して、会社は存続しているみたいですが、上記サービスについてはプレスリリース以降記事が残ってません。おそらく会員を確保できずにサービス終了したのでしょう。
判定(5点満点)
★☆☆☆☆
着眼は良かったのにね~
3年前会員費無料で復活させてたら、ブレークだったろうに・・・
時代が追いついてなかったね
2007年07月09日
この10年、ITの達成率(1)
自分のmixiの最近の日記リストみてたら、グルメネタばかりである事に気付く(はっ)←遅すぎ!って突っ込みはナシの方向で・・・
さてさてそんな中、実家の父が、何を思ったか?急に実家の本棚(←家族兼用なのである)を整理しはじめて、「この古い雑誌いらんだろ~?」と、何十冊とゴミとして処分すべくヒモで括ってあった懐かしい雑誌たちの中から『Wired』誌を救出!
この『Wired』誌、それこそ私がこの業界に足を踏み入れるキッカケと言ってイイ、半ば人生を決めた私のキー雑誌である。その当時丁度インターネットの商用利用が始まり、Windows95の発売と、インターネットがさまざまな夢を掲げつつ猛烈に驀進していた当時に、ITやアングラ系のそのジャンルのオピニオンリーダー達の取材によって、今後のITの未来予想や問題提起を行う、結構進んだ雑誌だった。現在はその後継としてWEB上で細々展開していた『HotWired JAPAN』も昨年春で休載となり、日本での展開が始まってからのこの10数年、結構変わったなぁと、その取り出した雑誌達をみながらしみじみ・・・
さて、しみじみするのもひと時で、その中から丁度10年前の1997年8月号を発見!
『SEX on Wire』という結構過激な特集見出し・・・(^_^;
デジタル媒体とエロ業界、パソコン通信での出会い系実例等々特集記事が。
ま、中を再度眺めていると、その当時、「○○○の○○年後の未来はこうなる!」みたいな記事が結構掲載されていたので、目だってた見出しを元に、この10年間でどのくらいその項目(プロジェクト)が進んだか?を検証してみたい。
※この1997年当時はGoogleもなく(Yahoo!は始まっていたが)、winny等のP2P技術も出てておらず、携帯も音声通話のみという社会環境である事を注意して読んで欲しい。
まず、
【地上波デジタルテレビ化の波紋~2000年開始は可能か?~】
いつ発表したのか?判らないが、
「郵政省の発表によると、『地上デジタル放送が2000年以前に開始出来る様、放送方式・・・・等検討会を開始する』として、97年中には検討会を開始」とある。記事にはコレに関する放送局側の問題や周波数帯の混雑等の問題もある。
[10年後]
結局、この地デジですが、東京・大阪開始が2003年末(←2005年と誤って書いておりました訂正します)、福岡では昨年末から開始。いまだにアナログチューナー買い替えできないテレビがたくさんある事を考えれば・・・
判定(5点満点)
★★☆☆☆
結局船頭多くして船山に登りかけましたね(笑)
巻き返しなるか?
【ADSLその実力やいかに?】
段落当初に
「数年前までは、高速データ通信=光ファイバという言説が流布していて『FTTH』などという文句がさかんに喧伝されていた・・・」と書かれ、ADSLの簡単な技術説明と
「NTTが2010年までにFTTHを実現させる」とある。
[10年後]
そうなのだ。この当時一般家庭で一番早い通信環境はISDNそのISDNもTA(ターミナルアダプタ)の価格が10万円を切ったとある。この当時皆はモデムでピ~ヒャララララやってたのだ。よくやってたよな~。ブロードバンド環境に慣れた今じゃぁもう信じられん!
まさかこの当時、街角で赤い包みでADSLモデムを配るなんても、誰も予想だにしなかっただろうね・・・結果的にFTTH(光ファイバー)は森首相当時のIT国家戦略によって、一気に普及する事となるけど、この当時は10年後の2007年の今でも、モデムでピ~ヒャララララするんだと思ってたんだろう(笑)
判定(5点満点)
★★★★★
日本って国家はやっぱ一度国家単位でやるとなると、もの凄いんだね。
ADSLはハヤ通り過ぎ、今やFTTH天国♪
このネタ、自分自身読み返すのが楽しいので、次回もこのネタで決定!
投稿者 kackky : 19:19