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2007年11月23日

見た目重視主義⇒KY主義へ[補足]

先日の『デブ⇒世界征服⇒KY主義』において、特に“見た目(重視)主義⇒KY主義”が、イマイチよく解からないとの指摘を受けました。まぁたぶんそういう反応があるのは予定してましたので、今日はこの事について述べたいと思います。

(KY主義=空気読め主義の事。同調圧力も同じ。さらには全体主義に繋がる過程かも?)

話は前回に戻りますが、岡田斗司夫氏によると、“見た目(重視)主義=私の主観第一主義”は、社会成熟の過程だそうで、確かに過去の歴史から見ても、戦乱期から平和な時代、もしくは、領土発展期から安定期になると、どの国でも支配層の貴族化→その後大衆化が進んで、見た目を重視した文化が熟成され、社会が成熟していくのだそうです。確かに洋の東西を問わず、その様です。

わが国においても、平安期、江戸期の中盤以降は美についての関心が非常に高まって、文学等においても美意識を強調した作品や系譜が発展している事からも明らかでしょう。

では、その後どうしてKY主義になるのか?

私もこの、何故に“見た目(重視)主義⇒KY主義”なるのか?ずっと頭の中で私なりに理由を探し続けていたのですが、先日「黒田六端城からみた黒田藩の筑前国経営」という九大先生の講演を聴きに行って、全く違う分野からその謎が解けました・・・

私の事務所の目の前にある福岡城の主である黒田氏は、ご存知の通り主に織田→豊臣期の名軍師「黒田如水」の活躍から躍進する名門一族ですが、その黒田氏が筑前の地に転封してきて、細川領との境界沿いに、御家興起の過程で歴戦の専攻を誇った黒田八虎の内、年寄四人衆(井上之房、母里太兵衛後藤又兵衛栗山四郎右衛門)を配置するのですが、彼等はその配置された地域の軍事権以外に行政権をも付されたにも関わらず、黒田家2代藩主・忠之(←この方ホントバカ殿)の代の内に全て没落してしまったそうです。没落の理由は家臣それぞれ異なるのでしょうが、実際は武功を楯にズケズケとモノを言う家老達が忠之からすると、疎ましかったから。との事です。特に黒田家は隣国細川家との仲が悪かった為に、その国境の最前線に居た年寄四人衆の血気盛んさが、藩の危機管理上、怖かったのでしょう。

 
 
要は組織や社会の成長過程が、発展期から安定期、さらには衰退期に向かうにあたり、おそらく平和な時代、平和な社会が続く事によって、その平和や安定を乱す言動や人物がヤミ嫌われる様になり始めるからなのでしょう。

冒頭の岡田氏の説明では不十分なところがありますが、“見た目(重視)主義⇒KY主義”を上記の黒田家の歴史に重ね合わせると、
見た目(重視)主義の時代
筑前国に加増転封され、六端城の築城や改築による筑前国支配のテコ入れ時期(→城は武家による地域支配の象徴です)

KY主義の時代
幕府の安定化政策が進み、国境紛争等できなくなった→幕府による大名監視が強まった時期

と符合します。
現在の日本が“見た目(重視)主義⇒KY主義”になってきている事も、バブルを頂点として、国内の社会が成長期から安定期(衰退期)に入っている事は国民全員が知っている事であり、この社会の安定的なシステムを壊す様な行動を皆が慎まなければと思い始めてる証しなのではないでしょうか?
発展期(戦乱期)には多少の過激な言動や欠点も、結果が出ている限りは大目に見れる余地があり(というより各個人が各ジャンルの開拓に忙しくて、他人をとやかく言ってる暇が無い)長所加点主義なのですが、安定期(平和期)から衰退期になると、組織内のシステムが安定してきて生産性も上がり(他のジ方向性にチャレンジするインセンティブも働かない)、結果、時間的余裕も出てきて欠点減点主義に陥っているのでしょう。
 
 
最後に、
KY主義の社会において、どんな人物が評価されるのでしょうか?
ネット放送による宮台氏との対談中(*注→有料です)岡田斗司夫によると、これからはその場その場の雰囲気に合わせる能力に長けた人物でないと、評価されないそうです。そういう意味で、先日の女子高生ブログタイトルの

「幸せな時間の共有だけでいい」

というのは、まさに“私の主観第一主義⇒KY主義”への過程を表していると思うのです。他人との関係は、そのコミュニティにおいて自分が幸せと思う時間だけを共有し、また別のコミュニティでも同じく、自分が幸せと思う時間だけを共有し、そういう関係性を紡いでいく。そんな他人とのあり方がこれからの生き方なのかもしれません。ただ僕は、そういう生き方が間違っているとか、間違った社会だとか、とは、まっく思っていません。

そんな幸せな時間、社会、組織を壊すような人物・言動は嫌われていく・・・
高校生の彼女達は、そんな社会の雰囲気をなんとなくでしょうが、肌身で感じているのかも知れません。

ただ唯一怖いのは、そういう先の全体主義が支配者なき社会においても発生する事であり、またそういった社会は歴史上衰退していっているって事です。

空気読め主義は、我が国が島国だからであるとか、鎖国主義が長く続いたからだとか、そういう論もありますが、確かにそれらはKY主義を強める環境要因としては大きいモノだと思いますが、根本はやはり成長過程に拠るものだと僕は思うのです。
 
 
※あ~文章長すぎ。付き合っていただいた方、有難うございます。
 でも自分の中では今はスッキリしてます(笑)

投稿者 kackky : 18:04 | コメント (0)

2007年11月09日

デブ⇒世界征服⇒KY主義

夏以降、岡田斗司夫氏が脚光浴びてます。とりもなおさず、これらの殆どはいつまでもデブと思うなよによる、彼のダイエット法でのメディア露出だと思いますが、岡田氏の真骨頂は、「オタキング」で有名なオタクやサブカルチャーの評論であると思います。ただ最近オタクが社会一般化しているので、そういう意味では今では社会評論家(社会学者に近い)と言えそうです。

私も昔から彼の名前はなんとなく知ってたのですが。。。その時は「オタクやサブカルの討論番組でデブキャラだけど、賢くてオチが面白い人」って感じでしか認識なかったのですが、同様の事を彼は認識してた様で、本人も宮台氏との対談中でも言ってました。(*注→有料です)
その彼がもう一冊新書を出してるのが、左記の本。
タイトルもドギつく「世界征服」は可能か?です。

久々笑い続けて読み進んでいきました。
正直、これで760円は安い!
世界征服という過程を楽しみながら、一気にシミュレートできます。
「世界」という言葉を「企業」なり「組織」なり、「業界」と自分の属する組織(社会)に代えて読めば、イッパシの起業経営(組織運営)シミュレートになります。実際組織って、大なり小なり同じ過程を踏むもんだなぁと(本の中ではアニメの悪役を通したモノですが)つくづく感じると思います。
読者の「世界征服」シミュレートの話は1章から3章までです。最後の4章で彼の今の社会の分析やこれから来るであろう世界のあり方が示されてます。

いつまでもデブと思うなよでは、“家柄/血統主義”→“学歴主義”→"ブランド主義”→“見た目主義”までしか記述がありませんが、この先は、上記の宮台真司との対談の中にもある、情報化と自由経済に行き着く先は支配者の居ない、雰囲気やブームが支配する世界だそうです。そうなのです!空気読めの世界→KY主義について述べています。この事に関しては前回の記事で私が書いた事に繋がっていきます。
ただ、見た目(自分の感覚第一)主義→雰囲気やブームの支配する世界への論理がやや飛び過ぎる感もありますけれど・・・

また彼は現在の「悪役」が誰なのか?を(ハッキリと本書中では述べていませんが)、まぁ普通に判断できる方が読めばスグ判る様に書いてます。階層社会の底辺であるニートやネカフェ難民と呼ばれる若者達がなぜ小泉政権を支持していたのか?のヒントにもなります。

 
【余談・・・】
空気読め!の世界→『KY主義』って私の方で勝手に名付けて、誰か?もう既に言ってるかな~?とGoogleで検索してみると・・・(Google検索:"KY主義")あった、あった1件あった。どうやら、既に九州の女子高生がコメントで何気なく言ってる・・・
しかもこの女子高生ブログの最新記事タイトルが・・・
(偶々かもしれませんが)

幸せな時間の共有だけでいい

→私:かる~いショック。。。
 (理由は次回に)

まさに現代の高校生達はKY主義の中で生きてるんだなぁと痛感させられた本日の頭の中のグダグダでした・・・
今年下半期最も楽しかった1冊である事は間違いありません。
40代半ば以下(ふつ~にアニメ観て育った世代)の、組織の幹部として野望に燃える(既に支配者である)男性向きです。
 
 
※書評にアマゾンのリンクをつかっていますが、リンク先から購入する必要は全くありません。アフィリエイトで稼げる額なんてジュース1本すらありませんし、クリックするだけでは私の手元には一切お金は入ってきませんから・・・(笑)
まぁ気になったら書店ででも一度手にとって見てください。

投稿者 kackky : 01:10 | コメント (1)

2007年11月06日

微妙な閉塞感

ここ数回の記事は(普段ならR15指定ネタなどヤラナイよ)今までのブログの内容から離れてるなぁ~と感じた方も多かったのではないでしょうか?

実は、これらは最近読んだ記事と関係してて、このところ自分が漠然と思ってた感覚と同様のものがあり、我々の業界って壁にぶち当たってるんじゃないかなぁ?それも我々で自己規制かけてるんじゃないかなぁとつくづく感じる事が重なったんで、あえてアップしてみました。

よっぽどネットに絡んでない方々の世界に面白いネタがあるのに、ネットに絡んだ業界はちっとも面白くない。それも小さなコップ(世界)の中であ~だのこ~だのしている・・・


最近いちばん頷いたのがこの記事
不機嫌な日本全国コストセンター化(その1) - Tech Mom from Silicon Valley 
不機嫌な日本全国コストセンター化(その2) - Tech Mom from Silicon Valley 


【関連リンク】
この記事は面白かった↓
「おはよう奥さん」誌と「はてなブックマーク」の間に 

【サイト内関連リンク】
映画キャンペーンCM EUオフィシャル(R15指定) 
グローカリゼーション 

投稿者 kackky : 16:57 | コメント (0)

2007年11月04日

映画キャンペーンCM EUオフィシャル(R15指定)

さて、前回の「ウォーリーを探せ」はイギリスですが、やはり欧州は違いますね。

まぁ以下Youtubeを最後まで見て下さい。

最後に見慣れたあのマークが・・・
そうです。EU公式CMです!
要は「EU製映画を観ましょう!」って事ですが、


このCM[Title:Film lovers will love this!]に至る経過はAnanovaに書いてあります。
Ananova:EU makes soft porn film
まぁ訳文は以下等でご覧下さい。
http://translation.infoseek.co.jp/?ac=Web&lng=en

 
域内映画振興プロモーションの為にここまで刺激的する必要があるのか?は別として・・・

度量がデカイなぁ・・・
今日は暇だったので・・・(笑)

投稿者 kackky : 17:51 | コメント (0)

こんなの売ってた・・・

私はこのブログにおいて書評をする際、本の装丁(ビジュアル)を表現するのに、アマゾンのアフィリエイトの表示をやってますが、らばQにアマゾンの面白いモノが販売されてるとの記事を読みまして、確認してみました。

左記のリンク先に表示の通りです。
英語に詳しくなくても解かるでしょう?

私はウォーリーは途中で諦めていましたが、こっちは根気も少しは続くかな?(笑)

日本国内だと、不謹慎というレッテル貼られて、出版企画すらできないでしょうが・・・

 
※出典:らばQ「ウォーリーを探し飽きたので別の人探します」

投稿者 kackky : 17:15 | コメント (0)

ガッキー感涙「死んでもいい」って誰?

私は普段プライベートでは皆さんから「かっきー」と呼ばれている訳ですが、今日mixiのニュース欄みたら、タイトルの『ガッキー泣き崩れ「今死んでもいい」』という見出しが・・・

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=331788&media_id=30
ガッキーって誰?

思わずクリックしてみちゃいました。
それによると、新垣結衣(19)ちゃんらしいのですが、この子事務所でかけてるラジオに最近良く出てた子みたいなんです。


最近流行の子なんですか?
沢尻エリカすら知らなかった私ですから、おじさん化がますます進んでるようです・・・(笑)


新垣さんですから、おそらく沖縄出身なんでしょう。
「あらがき」で『がっきー』なら、ホークスの新垣投手も「がっきー」って言われたことあるんでしょうか?
どうでもイイ話ですね・・・

投稿者 kackky : 15:00