2010年07月28日

[大浦慶から何を学ぶか?]九州の港って・・・(その一)

記事が遅れないように、書いておきます。

龍馬伝は私も毎週観ています。7月後半からはいよいよ3シリーズ目(九州シリーズ)となる様ですね。この3シリーズ目(九州シリーズ)において出てくる重要な役回りになるのが、余貴美子演ずる『大浦慶』だそうです。
どういう女性か?は下記をご参照ください。

大浦 慶(wikipedia)

番組中でも解説はあるでしょう。緑茶の輸出で一大資産を築く九州女性です。なんでも当時買い付けるお茶が彼杵や嬉野だけでは集まらず、彼女自ら八女や鹿児島など九州一円の茶を買い付け廻っていたとか・・・

幕末にも凄い女性経営者がいたものです。
で、今日の本題はコレではありません。





実は今、日本の農産物は輸出が伸びているそうです。緑茶も例外ではなく、下記の様に伸びています。
[引用:農林水産物・食品の輸出に関する統計情報 主な品目別の輸出実績(PDF:455KB)

実際、茶の生産地として、九州はかなりのシェアを占めており、
prot.gif

農水省作況調査 平成21年産茶生産量(PDF:455KB)



要は全国の茶葉の1/3は九州産な訳で一大生産地なのです。
まぁ、昔から九州は緑茶の産地ですから、ここまでの数字に関しては、それほど目新しい事はないと思います。




ところがです。これが輸出に関することになると、どうですか?

※数字は輸出量
緑茶の輸出【横浜税関】(PDF:455KB)




まったく九州の港が出てきません。
神戸などで、積み替えるのでしょうか?




なんで?




台湾・香港・タイなど、アジア各国に輸出するならば、九州から出荷した方が、早くて新鮮な農産物を届けられるではないですか。距離も近いので、船賃も安くて済むはず。。。

神戸や横浜からの方がスケールメリットが出ているからかもしれませんが、なんだか無駄で、それだけ競争力が落ちているような・・・

平成18年福岡県の輸出入概要

ついでに福岡県内貿易港の輸出額項目を見てみたら、農産物は殆ど無い状況・・・
(追記:福岡空港から若干の輸出はある様ですが)

韓国も頑張ってるんですから、負けてられないですよ!
韓国農産物食品の対中国輸出、10年間で261.3%増

九州の農産物は品質が良いモノが多く、就業人口も他地域よりも多いと思われるので、是非とも輸出整備は怠るべきではないと思うところです。

投稿者 kackky : 14:07 | コメント (0) | トラックバック

2008年02月22日

有馬新七を訪ねて

IMG_1552-1.jpg最近毎週日曜の夜、我が実家ではNHKの『篤姫』が、夕食時に流れています。まぁ、父親が鹿児島出身であり、私も本籍は一応まだ鹿児島なんで、そういう事情で。。。

その中でいつも父が期待してるのが、的場浩司氏演じる『有馬新七』。
歴史に詳しい方ならご存知でしょうが、後の京都寺田屋で薩摩藩粛正事件(寺田屋事件)として殺される、尊皇攘夷派の有名過激派志士の一人です。
非常に血気盛んな方だったみたいで、寺田屋での死に様も有名らしく、ネット上にはドラゴンボールの有名シーンはこれを元にしてるみたいとの記事もあります。そのうち『篤姫』でも演じる的場浩司氏が壮絶な死を遂げるシーンがあるでしょう。『篤姫』では薩摩のお由良騒動が伏線でありますからもちろん寺田屋のシーンも・・・


この方、実は私の本籍地でもある薩摩の伊集院(現在の日置市伊集院町)出身でして、幼いころから父親から聞かされてはいたんです。幼い頃は興味もそれほど沸かなかったのですが、『篤姫』を観るようになって、興味が出たのでした(←スミマセン、ミーハーで)。
久留米水天宮祠官で尊皇攘夷派の活動家であった真木和泉守とも盟友だったことも、妙に縁を感じます。

先々週、季節毎にお参りに行く我が柿元家のお墓参りの際に、徒歩圏だから・・・と同じ伊集院町内にある有馬新七の史跡を巡ってみました。

■有馬新七の碑

上の写真です。伊集院の護国神社内の草ボーボーの所にありますが、没後110年を記念して町の有志の方々で建てられた石碑の様で、桜島産出らしき安山岩でできています。目汚しな私の姿はご容赦を。この碑が立つ“伊集院町護国神社”は、祖父の家の近所であったので、その昔、従兄弟等と遊んでいた記憶がありますが、有馬新七の碑だったとは全く知りませんでした。下記に地図を付けてますので、巡られる方は是非。

IMG_1552-2.jpg

■有馬新七の墓

伊集院のキリスト教会の隣にひっそりとあります。別にキリスト信者であったとか、そういう訳ではなく、昔からある古い地元の墓地の一角です。本当に質素で探すのに一苦労しそうな感じで立ってます。 (うちの父はそんな有馬新七の墓よりも、墓地の入り口に派手に“で~ん!”と建っている我が家遠縁一族の墓の方に驚いてましたが・・・) 写真の様に本当に質素です。 彼のような過激な革命家がいたからこそ、倒幕のうねりは大きくなり、江戸の幕藩体制は崩れていったのでしょう。彼等の熱き血が数多く流れ、その屍(しかばね)の上に今の現代日本が成り立っていることを考えれば「ありがとうございます」と、そっと手を合わせたたくもなります・・・ええ、もちろんしましたよ。

歴史に名を残す人物であってもひっそりと眠る質素な墓と、史上に名が残らずとも経済的に成功し大きく派手な墓。
非常に好対照で、時代の大きなうねりの中でどう人生を過ごすのか?
私にとっても非常に考えさせられる新七巡りでした。


【関連リンク】
有馬新七とは? - Wikipedia
有馬新七の生誕地とドラゴンボールのシーン
寺田屋事件- Wikipedia
有馬新七の碑と墓 日置市伊集院町内地図

大きな地図で見る

投稿者 kackky : 19:57 | コメント (2)

2006年06月30日

リドリースコット+グッチ


名匠リドリースコットが名ブランド「グッチ」の創業者一族『グッチ家』を題材に映画化するらしい。
じつはこの話、以前NHKスペシャルの「家族の肖像」で取り上げられてたところを、たまたま見ていて、あらすじは知ってたりする。言い方が適切でないかも知れないけど、とっても面白いですよ。へたな劇より波乱万丈で。イタリアって未だに家内制手工業的な産業がいっぱいあるから(日本もいっぱいあるけど、世界的に知れ渡ったブランドで家内制的なところの比率は圧倒的にイタリアの方が多い)、確かテレビの内容も血縁での一族経営を残したい創業者一族と新自由主義グローバル化による『グッチ』ブランドへの資本介入者との闘いの話だったと思う。

人それぞれ家族があり、先祖の人々がいて、自分がいる。その家族には色々な歴史と肖像がある。確かに個人一人の一代記もあろう。しかしそんな一代で勃興させた勇士でも家族や一族の『血』がなければ、存在してない筈だし、その一族の思いや期待を背負っての結果も多数あることだろう。またその名声がゆえに崩壊していく一族もあるだろう(グッチ家はその典型)。国家や民族とともに、家族でさえも栄枯盛衰があり、それが歴史を作っていく・・・

今の日本は核家族化して個人の方の一代記の方にどうしてもスポットが当てられがちですが、家族や一族の視点から過去を振り返るのもかなり面白い。

ですから、私『ゴッドファーザー』も大好きだったりします!

そういえば、リドリースコットといえば『ハンニバル』や『グラディエイタ-』、『ブラックホークダウン』が有名ですけど、個人的にはこれらより『マッチスティックメン』の方が楽しめました。(そういやこれも結局は家族愛の話だったね)

投稿者 kackky : 21:36 | コメント (0)

2006年01月30日

富士山はずっと高さ日本一ではなかった?!

私が小さい時から高校生になるまで、父は「歴史を学べ」と盛んに言っていた。さすがに大学に入ってからは諦めたのか?言わなくなったが、その当時は「歴史なんて面白くない」って思っていた。しかし、この歳になってみると、不思議と歴史が面白くなってきた。

ま、ガキの頃は本読む事が嫌いだったからな・・・

歴史関係のエントリーをやると、どうしても個人の歴史観や政治信条なんかが出てくることになってしまうので、ここでは出来るだけ信条等にぶれない形で、意外な事象のみを書くつもりだ。(ネタに困ってきたからという理由もある・・・笑)

さて、「富士は日本一の山~♪」って唱歌がありますが、実は太平洋戦争前の50年間は台湾の「新高山(現台湾名『玉山=ユイサン』)」が日本国領土内での最高峰だったのです。「新高山」は、「ニイタカヤマノボレ1208」 の暗号で有名な新高山です。この山の命名は明治天皇らしいのですが、二番目に高い山も台湾にあったらしく、その名前は「次高山」だったとか?(・・・えらく安易な名前やな・・・)で、実際6番目の高さだったらしい。

ここから本題。だ、だが当時すでに上記の唱歌は全国の尋常小学校で歌われ、お題目とされていてその当時を思いしのぶ中曽根元総理も語っている。

なぜかあの当時、尋常小学校では「富士山は日本一」となっていたのだ。やっぱり台湾は自国って意識がなかったのだろうか?そうこうあれこれとネットで情報をさがしていたら、この件に関してエントリされている方を発見。Today's Weathercast →富士信仰からきているとの説。ふ~む。僕はその辺の知識は薄いので、なんともコメントしようがないが、でも不思議である。その当時どう子供たちに説明していたのだろう???伏せてた???

投稿者 kackky : 17:39 | コメント (0)